企画展示

企画展

『幕末明治のことば展』~漢字よ、ありがとう~


開催概要

期間 2018年9月11日(火)~12月9日(日)
内容 【明治150年記念企画展】

幕末から明治にかけて西洋の文明を受け入れるにあたって、重要な役割を果たしたのが漢字でした。
「哲学」「権利」「抽象」など、現代語につながることばが翻訳によって生み出されました。
西洋のことばをどのような人々が翻訳し、広めたのか。
ことばの生まれる背景に迫ります。

※漢語創作コーナーを設置
  幕末・明治時代には西洋のことばが漢字で訳されました。現在、カタカナで書かれた外来語がちまたにあふれています。「クーラー」は漢字で「冷房」でかけるけど、「テレビ」は漢字でどう書こう・・・・・・。展示では明治の思想家になりきって、自分の作った漢語と写真を撮ることのできるコーナーもあります。ぜひお越しください。 

場所 2階特設展示コーナー
料金 「漢検 漢字博物館・図書館」への入館料お支払いの方は企画展に入場可能。

展示作品例

「幕末明治のことば展」見どころ


日本で最初の本格的英和辞書『英和対訳袖珍辞書』(改訂再版、1866)を展示


福沢諭吉(提供:慶応義塾福沢研究センター)


「明治150年記念企画展」です。


企画展関連 連続講座(毎月1回/全6回開催)

企画展関連
連続講座

漢字文化研究所連続講座「明治150年と漢字」

~2018年度後期 漢検 漢字文化研究所連続講座 漢字文化論シリーズ 第4弾~


明治維新を機とする「文明開化」から現代にいたるまでの150年間に、日本はさまざまな領域で大いなる変化を経験したが、 言語と文字についても、それは例外ではなかった。今回は、この150年のあいだに起こった文字文化の変容について考える。

講師

2018年
 10月13日(土)①「文明開化と漢語」    
               愛知大学 教授、荒川清秀  
11月24日(土)②「日本漢字音研究の発展 ― 有坂秀世を中心に ―」
              京都産業大学 教授  森 博達  
12月 1日(土)③「民衆と漢字」
              早稲田大学 教授 笹原 宏之

2019年
 1月19日(土)④「戦後の漢字政策とその反響」
              辞書編集者 円満字 二郎   
 2月 9日(土)⑤「『国語科』誕生以前の漢字教育」
              京都市学校歴史博物館 学芸員 和崎光太郎  
 3月 9日(土)⑥「これからの漢字を考える」
              京都大学名誉教授 漢字文化研究所長 阿辻 哲次


講座は、各回違うテーマで、全6回。連続講座ではありません。ご自身の都合に合わせて、興味のあるテーマの受講ができます。

日時 ■①10/13(土)・②11/24(土)・④1/19(土)・⑤2/9(土)・⑥3/9(土)
  14:00~15:30

■③12/1(土)のみ
  10:30~12:00


開催場所 漢字ミュージアム1階多目的室
聴講料 各回 1,500円(入館料込)/年パスお持ちの方各回 800円
※複数回受講される方は、「年パス」の購入をお勧めします。

定員講座の申込み 各回90名(先着順)

講座の申込み
電話または券売受付で
TEL.075-757-8686

チラシ・ポスター