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2020.3.19 お知らせ

漢字文化研究所連続講座に関するお知らせ

 漢字ミュージアム開館以来、毎月一度定期的に開催しております「漢字文化研
究所連続講座」は、このたびの漢字ミュージアム臨時閉館に連動して、しばらく
開催を見合わしております。
 毎回楽しみにして受講してくださっておられる各位にはまことに心苦しい限り
ですが、内外諸般の厳しい事情をご賢察の上、講座の開催延期についてご理解を
たまわりますよう衷心よりお願い申しあげます。
 同講演会はシリーズ第6弾「身近な漢字を考える」 で、3月14日(土)に最終
回として予定していました円満字 二郎氏「令和の時代の漢字辞書」、が現在にい
たるまで未開催となっております。こちらについては、コロナウイルスをめぐる
社会的状況の推移をみきわめ、また講師の日程を勘案の上、しかるべき時機にあ
らためて開催する予定でおります(開催が決まった段階ですみやかに告知いたし
ます)。

 また、同シリーズの第7弾として、「古代日本と漢字」を主題とし、日本語が漢
字と出会うことでどのような変化をとげてきたのか、日本語と漢字との関わりに
ついて、日本語と漢字の歴史に深い学識を有する研究者諸氏に、さまざまな角度
から論じていただく講座を企画しています。
 本来はこの4月から開講予定でしたが、こちらについても当面は延期とさせてい
ただき、追って状況の推移を判断して、講座の日程や担当講師などの詳細をお知
らせいたします。
 今回の講演会延期が、新型コロナウイルス感染拡大防止という未曾有の事態に
よる緊急措置であることをご理解いただき、あわせて、今後とも連続講演会に一
層のご支援をたまわりますよう、ここに伏してお願い申しあげます。
 
                                                                  漢字文化研究所 所長 阿辻 哲次