企画展示

企画展

企画展『漢字鉄道の旅』

開催概要

期間

2023年7月19日(水)~2023年10月1日(日)

内容

旅先・道中で見る駅名・地名には、学校で習った漢字で示されているのに思いもよらない読み方だったり、同じ漢字の駅名なのに、地域によって違う読み方だったりする場合があります。この企画展では駅名・地名をはじめとした鉄道にまつわる漢字や雑学を取り上げ、漢字の新たな楽しみ方の切り口を提示します。

場所 漢字ミュージアム2階
料金 料金は漢字ミュージアムの入館料に含まれます
特典 硬券(厚紙で出来た切符)タイプの記念入場券を配布

企画展の見どころ

見どころ① 鉄道と漢字にまつわる雑学

「きっぷ」と「切符」の違い、「鉄」のさまざまな字体、同じ漢字で異なる読み方をする駅名など、鉄道と漢字にまつわる雑学を紹介。


見どころ② 漢字クイズ

難読駅名や鉄道用語をクイズ形式で出題。
さらに参加型企画として、来館者の知っている難読駅名を地図に記入するコーナーもあります。


難読駅名クイズ


鉄道用語クイズ


見どころ③ 個人所有のコレクション

話題になったきっぷやサボ(列車に掲げられている行先札)など、個人所有のコレクションを一部公開。







見どころ④ ヘッドマークのフォトスポット

企画展オリジナルのヘッドマークと一緒に記念撮影ができるフォトスポット




来館者参加型企画(2023/11/17追記)

企画展「漢字鉄道の旅」では参加型企画として、来館者の知っている難読駅名を地図に記入するコーナーを設置しました。最終的に900以上もの地名が集まりました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。



集まった難読地名をリストにしましたのでご覧ください。
クリックするとPDFが開きます。

漢検協会が運営するWEBサイト「漢字カフェ」で、地名の由来について紹介しています。
面白い由来を持つ難読地名5選!!!【漢字ミュージアム企画展「漢字鉄道の旅」より】(2023/11/24公開)


企画・監修担当者のコメント

1830年にイギリスのマンチェスターとリバプールを結ぶ定期旅客輸送がはじまって以来、鉄道は産業と社会の発展に大きく貢献し、たくさんの人々を魅了してきました。日本でも新橋・横浜間で鉄道が開業してから昨年で150周年を迎え、各地で多くのイベントが開催されました。鉄道関連のイベントには世代を問わず多くの鉄道ファンが駆けつけますが、一口に「鉄道ファン」といっても対象や活動によっていくつかの種類に分かれ、たとえば列車や駅などの写真撮影に情熱を燃やす「撮り鉄」や、列車に乗ること自体を目的とする「乗り鉄」、車輌の形式や内装、編成などを楽しむ「ハコ鉄」、多くのスジで表される列車運行計画(ダイヤグラム)を研究し、時刻表を愛読する「スジ鉄」など、実にたくさんの種類に分類されます。 

そんな中で、日本人の生活と切っても切り離せない関係にある漢字にスポットをあてて、日本の鉄道をめぐる文化を漢字という視点から考えてみました。 さぁ、ごいっしょに「漢鉄」の旅に、出発進行!!
(漢検 漢字博物館・図書館 館長 阿辻哲次)



企画展チラシ