講座・講演会

漢字文化研究所連続講座シリーズ第5弾「若手研究者からの発信-漢字研究の新展開」

講師 2019年
  4月20日(土) 京都府立大学 文学部 講師 藤本灯
  5月18日(土) 学習院大学 東洋文化研究所 助教 鈴木舞
  6月15日(土) 漢検 漢字文化研究所 研究員 小林雄一
  7月27日(土) 甲南女子大学 文学部 講師 根来麻子
  8月10日(土) 九州女子大学 人間科学部 講師 山下真理
  9月14日(土) 漢検 漢字文化研究所 研究員 田中郁也

内容 各地の研究機関で漢字研究に従事する若い研究者たちが、いますぐれた業績を着実にあげています。今回の講座では、伝統的な学問体系をふまえつつ、情報化社会と学際的環境の中から発信される、新進気鋭研究者による成果に注目いたしました。
 
開講日 2019年
  4月20日(土)「古辞書の中の漢字語―日本における用例―」 
            平安時代の辞書の収録語彙が、当時の日本の文献にどのように現れるのか、
            辞書の性格と併せて見ていきます。

                           京都府立大学 文学部 講師 藤本灯
  5月18日(土)「文字を作る技術」 
            古代中国漢字を生んだ技術とその背景を、殷周時代の金文を例に
            ご紹介します。
                        
   学習院大学 東洋文化研究所 助教 鈴木舞
  6月15日(土)「語源辞書『名語記』」
            鎌倉時代に作られた、日本で最初の語源辞書 『名語記』の
            魅力を紹介します。
                           漢検 漢字文化研究所 研究員 小林雄一
  7月27日(土)「漢字で文章を綴ること―「宣命書き」の役割-」 
            助詞助動詞などを小書する「宣命書き」を中心に、上代日本における表記法の
            特徴と役割について考えます。

                            甲南女子大学 文学部 講師 根来麻子
  8月10日(土)「社会の変化と略字」   
            「広」と「銭」という漢字を例にして、社会の変化によって略字が生まれたり
            消えたりする現象を考えます。
                            
九州女子大学 人間科学部 講師 山下真理
  9月14日(土)「漢字注音法の歴史」  
            漢字の発音を表すには、歴史上どのような方法があり、そこから何が
            読み取れるのか、わかりやすく解説します。

                            漢検 漢字文化研究所 研究員 田中郁也

 
講座は、各回違うテーマで、全6回。連続講座ではありません。ご自身の都合に合わせて、興味のあるテーマの受講ができます。
時間 14:00~15:30


場所 漢字ミュージアム多目的室
定員 90名(先着順)
聴講料 各回 1,500円(入館料込)/年パスお持ちの方各回 800円
※複数回受講される方は、「年パス」の購入をお勧めします。

★<<2019年4月20日まで>>
『漢字文化研究所連続講座』
聴講料 早期一括申込み割引 
入館料込 8,000円
年パスと同時申込み 6,500円(年パスお持ちの方 4,000円)★

※欠席等による返金はできません。
講座の申込み 電話または券売受付で
TEL.075-757-8686