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2025.2.04 お知らせ
2024年「今年の漢字」大書「金」 額装完了
2024年12月12日、京都・清水寺にて「今年の漢字」(応募数第1位「金」)が揮毫されました。大書は12月22日から漢字ミュージアムで額縁のない状態で展示していますが、このたび2024年「金」の額縁が完成しました。額縁は毎年揮毫されてからデザインしています。今回は5度目の「金」ということもふまえて、前回とは趣向の異なるデザインに仕上げました。
漢字ミュージアム受付を入ってすぐの場所に2025年12月下旬まで展示予定ですので、この機会にご来館の上、直接ご覧ください。
【期間】2025年2月4日(火)展示開始 ~ 2025年12月下旬まで
【場所】漢字ミュージアム1階
【料金】漢字ミュージアムの入館料が必要
【協力】株式会社京額(額縁の制作)
2024年「金」大書の額装デザインについて
全体の形状は2024年に開催されたパリ五輪から発想し、ルネサンス時代のフランスで作られていた荘重な額縁を模しています。また、明るさの異なる2色の金色を組み合わせることによって、パリオリンピック・パラリンピックでの金メダル獲得、20年ぶりの新紙幣発行、佐渡金山の世界遺産登録などによる“光”の「金(キン)」と、政治の裏金問題、闇バイトによる強盗事件、止まらない物価高騰など“影”の「金(かね)」を表現しています。
額縁の右上部分
「今年の漢字®」について
「今年の漢字」は、1995年から漢字の素晴らしさや奥深い意義を伝えるための啓発活動の一環として始まりました。毎年年末に一年の世相を表す漢字一字を全国から募集しています。そして、最も応募数の多い漢字を12月12日(いい字一字)の「漢字の日」にちなんで、京都・清水寺で森清範貫主の揮毫(きごう)により発表しています。一年を振り返り選ばれた漢字一字からは、さまざまな出来事を回想することができます。「今年の漢字」は、年末の風物詩の一つとして人々に愛される行事となっています。
※「今年の漢字」は(公財)日本漢字能力検定協会の登録商標です。
「今年の漢字」WEBサイトはこちら
漢字ミュージアムでは「今年の漢字展」を開催中。「今年の漢字」開始当初の1995年から2023年までの大書をすべて現物で展示しています。日本の世相の移り変わりを迫力の大書とともにお楽しみください。
【期間】2025年5月6日(火祝)まで
【場所】漢字ミュージアム2階
【料金】漢字ミュージアムの入館料が必要
【WEB】https://www.kanjimuseum.kyoto/kikakutenji/detail/kotoshinokanji-ten-2024.html