講座・講演会

漢字文化研究所連続講座シリーズ第10弾「東アジアの文字はいま」

講師

2022年
10月16日(日)「ベトナムの文字ー伝統と現代と」大阪大学人文学研究科教授 清水 政明
11月5日(土)「現代韓国文字事情」京都産業大学外国語学部准教授 杉山 豊
12月17日(土)「京都漢字巡り―生き物の字を中心に―」漢字文化研究所研究員 伊藤 令子

2023年
1月21日(土)「方言を漢字で書くー香港の漢字」大阪大学人文学研究科准教授 鈴木 慎吾
2月19日(日)「中国の漢字事情ー規範と混乱」漢字文化研究所所長 阿辻 哲次
3月26日(日)「地域の個性を表す日本の方言漢字」早稲田大学社会科学総合学術院教授 笹原 宏之 → 13:00~14:30に時間変更

※時間は各回とも14:00~15:30 (※3月26日のみ13:00~14:30
※受講のお申し込みは各開講日の1週間前からお電話にて受け付けます。
 漢字ミュージアム 075-757-8686


内容

漢字と共通の文体を使えば筆談が可能だった東アジアが、第2次世界大戦のあと大きく様変わりしました。その変化と現状について、地域ごとに専門家がご紹介いたします。



※新型コロナウイルスの感染予防の観点から、受講者の定員を30名(先着順)とします。
 また当日の講座を録画し、後日動画配信サイトにて配信します(有料)。

開講期間:2022年10月~2023年3月 毎月1回開講/全6回

配信

準備が整った講座から順次配信します。

配信サイトはこちら
https://kanjimuseum.stores.jp/

大阪大学人文学研究科教授 清水 政明 「ベトナムの文字ー伝統と現代と」
2022年10月16日(日)開講、2023年6月8日(木)配信開始

漢字文化研究所連続講座シリーズ第9弾「漢字と暮らし今昔」

講師

2022年
4月24日(日)「漢字文化の座標」漢字文化研究所所長 阿辻 哲次
5月14日(土)「史的文字データベースで漢字を楽しもう」奈良文化財研究所主任研究員 馬場 基
6月11日(土)「漢字で書かれた『万葉集』」人間環境大学教授 花井 しおり
7月23日(土)「漢字から仮名へ-「えびフライ定食」の謎!?-」東京女子大学現代教養学部教授 山本 真吾
※上記の講座は、7月16日(土)から7月23日(土)に日程を変更しました
8月27日(土)「節用集-時空を超える文化の方舟-」岐阜大学教育学部教授 佐藤 貴裕
9月10日(土)「令和の時代の漢字辞書」辞書編集者 円満字 二郎

※時間は各回とも14:00~15:30
※受講のお申し込みは各開講日の1週間前からお電話にて受け付けます。
 漢字ミュージアム 075-757-8686


内容

奈良時代の木簡と万葉集から時代を追って現代まで、出土資料と文献資料の双方に目を配って、日本でのこれまでの漢字文化をたどります。



※新型コロナウイルスの感染予防の観点から、受講者の定員を30名(先着順)とします。
 また当日の講座を録画し、後日動画配信サイトにて配信します(有料)。

開講期間:2022年4月~9月 毎月1回開講/全6回

配信

準備が整った講座から順次配信します。

配信サイトはこちら
https://kanjimuseum.stores.jp/

漢字文化研究所所長 阿辻 哲次 「漢字文化の座標」
2022年4月24日(日)開講、2022年7月11日(月)配信開始


人間環境大学教授 花井 しおり 「漢字で書かれた『万葉集』」

2022年6月11日(土)開講、2022年11月14日(月)配信開始


奈良文化財研究所主任研究員 馬場 基 「史的文字データベースで漢字を楽しもう」

2022年5月14日(土)開講、2022年12月7日(水)配信開始


岐阜大学教育学部教授 佐藤 貴裕 「節用集-時空を超える文化の方舟-」

2022年8月27日(土)開講、2023年1月18日(水)配信開始


辞書編集者 円満字 二郎 「令和の時代の漢字辞書」

2022年9月10日(土)開講、2023年1月31日(火)配信開始


東京女子大学現代教養学部教授 山本 真吾 「漢字から仮名へ-「えびフライ定食」の謎!?-」

2022年7月23日(土)開講、2023年3月7日(火)配信開始

漢字文化研究所連続講座シリーズ第8弾「漢字指導のこれまでとこれから」

講師

2021年
10月31日(日)「書字の機能-研究の現在と教育への活用」長崎大学 教授 鈴木 慶子
11月28日(日)「漢字指導の要諦」鹿児島国際大学 教授 副学長 千々岩 弘一
12月19日(日)「学習教材から見た漢字学習」漢検漢字文化研究所研究員 小林 雄一/田中 郁也

2022年
1月23日(日)「読み書きに困っている子どもたちとUD フォント
         ~UD デジタル教科書体の開発背景とデザイン~」
  株式会社モリサワ 公共ビジネス課 高田 裕美 →開講延期
2月20日(日)「漢字教育はどこに向かうべきか」奈良教育大学 教授 棚橋 尚子 →開講延期
3月13日(日)「漢字教育に望むこと」早稲田大学 教授 笹原 宏之 →3/26(土)13時に日時変更


内容

学校教育の中で、漢字はこれまでどのように指導され、学習されてきたのでしょうか。また今後、漢字学習はどのようになされていくのでしょうか。学校に一人一台ICT機器が配布され、教育が大きな転換点を迎えているいま、さまざまな側面から漢字指導について考えてみます。

※新型コロナウイルスの感染予防の観点から、受講者の定員を30名(先着順)とします。
 また当日の講座を録画し、後日動画配信サイトにて配信します(有料)。

開講期間:2021年10月~2022年3月 毎月1回開講/全6回

配信

配信の準備ができましたらお知らせします。

漢字文化研究所連続講座シリーズ第7弾「古代日本と漢字」

講師
2021年
 4月17日(土) 関西大学文学部 教授 乾 善彦
 5月22日(土) 京都大学国際高等教育院 教授 佐野 宏
 6月13日(日) 東京女子大学現代教養学部 教授 山本 真吾 →開講延期。2022年春開始の企画にて開講予定
 7月25日(日) 東北大学大学院国際文化研究科 准教授 ジスク・マシュー
 8月21日(土) 京都府立大学文学部 准教授 藤本 灯
 9月11日(土) 岐阜大学教育学部 教授 佐藤 貴裕 →開講延期。2022年春開始の企画にて開講予定

内容

日本語は漢字と出会うことでどのような変化をとげてきたのでしょうか。今回の講座では、日本語と漢字との関わりについて、日本語の歴史の専門家に、さまざまな角度から論じていただきます。本講座は昨年4月から開催予定で、新型コロナウイルス感染予防のために延期になっていたもので、新型コロナウイルスの感染予防の観点から、受講者の定員を30名(先着順)とし、また当日の講座を録画し、後日動画配信サイトにて配信します(有料)。
→有料配信は終了しました。(2021年12月23日追記)

開講期間:2021年4月~9月 毎月1回開講/全6回


【未開講講座について(2021年9月24日更新)】
数次にわたって京都府に発令された緊急事態宣言をうけて、弊講座では 昨年3月の円満字二郎先生「令和の時代の漢字辞書」、今年6月の山本真吾先生「漢字から仮名へ」、9月の佐藤貴裕先生「節用集 -時空を超える文化の方舟-」の3講義がいまだに開講できずにおります。いずれも講師が京都までお越しいただけないためで、このような状況に鑑み、弊講座では当該3講義を来春4月スタートの企画に組みこんで、新しいラインナップで開講することといたしました。
 コロナ禍にともなう措置であることをご斟酌の上、ご理解を賜り得れば幸甚です。

配信

関西大学文学部 教授 乾 善彦「古代の人々の言語生活」
2021年4月17日(土)開講、2021年5月12日(水)配信開始
日本で漢字を使いはじめた黎明期での、人々と文字との関係を考えます。『古事記』や律令など、学校の授業に登場する文献や記録が作られる前の時代に、人々が漢字に託した祈りやまじない(呪術)などについて、多くの出土資料に基づいてわかりやすく説かれています。

京都大学国際高等教育院 教授 佐野 宏うたを漢字で書く
2021年5月22日(土)収録、2021年6月17日(木)配信開始
日本人はもともと中国語を書くために作られた漢字を借りて日本語の文章を書き表してきましたが、うちの一つである「うた」を文字で表記するためには、実にさまざまな工夫が必要でした。その観点から和歌の句構造の成立を考え、また和歌の表記の問題として、訓字と仮名の関係などについても考えてみます。

東北大学大学院国際文化研究科 准教授 ジスク マシュー「漢字訓読が生んだ日本語」
2021年7月25日(日)収録、2021年8月30日(月)配信開始
中国の文語文を中国語原音では読まず、文中に使われている単語の順序を換えることで日本語の文章として読む「漢文訓読」という方法が日本では早くから使われ、これによって多くの単語や言い回しが日本語に取りこまれました。この講演では、古代日本で漢文訓読という習慣から生まれたさまざまな日本語の姿について深く考えてみます。

京都府立大学文学部 准教授 藤本 灯「国語辞書の誕生 -いろは引きの意味-」
2021年8月21日(土)収録、2021年9月24日(金)配信開始
古代の日本では国作りと文明の発展のために中国の文献が学ばれ、それを理解し情報を漢字で記録するために、いくつかの辞書が作られました。本講演ではそんな辞書の姿を通じて、平安時代の日本人が漢字を読み書きするための苦労がどのあたりにあったのかを考えます。

→有料配信は終了しました。(2021年12月23日追記)

漢字文化研究所 臨時Web講座「小学校の漢字教育を考える」

講師 京都大学名誉教授 漢字文化研究所長 阿辻 哲次

漢字文化研究所 臨時Web講座「書道のはじまりを考える」

講師 京都大学名誉教授 漢字文化研究所長 阿辻 哲次

漢字文化研究所 臨時Web講座「漢字の起源を考える」

講師 京都大学名誉教授 漢字文化研究所長 阿辻 哲次

漢字文化研究所 臨時Web講座「漢字と日本人 その伝来と発展」

講師 京都大学名誉教授 漢字文化研究所長 阿辻 哲次

漢字文化研究所 臨時Web講座「とおいむかしの漢和辞典」

講師 漢字文化研究所 研究員 小林 雄一

漢字文化研究所 臨時Web講座「漢字動物園 キリンと象とペリカンと」

講師 京都大学名誉教授 漢字文化研究所長 阿辻 哲次

漢字文化研究所 臨時Web講座「漢和辞典に載っている漢字の発音」

講師 漢字文化研究所 研究員 田中 郁也

漢字文化研究所 臨時Web講座「シンニョウの点の数」~情報機器と漢字研究~

講師 京都大学名誉教授 漢字文化研究所長 阿辻 哲次

漢字文化研究所 臨時Web講座「漢字に見る人生の知恵」

講師 京都大学名誉教授 漢字文化研究所長 阿辻 哲次

漢字文化研究所連続講座シリーズ第6弾「身近な漢字を考える」

講師 2019年
 10月12日(土)京都大学名誉教授 漢字文化研究所長 阿辻 哲次→★開催延期します★10月19日(土)に開催
 11月23日(土)元奈良女子大学附属中等教育学校国語科主幹教諭 谷本 文男
 12月15日(日)NHK放送文化研究所 主任研究員 塩田 雄大
2020年
  1月11日(土)京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター 教授 安岡 孝一
  2月 9日(日)朝日新聞メディアプロダクション校閲事業部 用語担当 比留間 直和
  3月14日(土)辞書編集者 円満字 二郎 →開講延期。2022年春開始の企画にて開講予定


 
内容

私たちの日常生活のいたるところに、何げなく顔を出す漢字について、今回の講座ではいくつかの領域ごとに、あらためて正面から向きあって考えてみたいと思います。

開講期間:2019年10月~2020年3月 毎月1回開講/全6回

加地伸行先生の「論語講座」<2019年4月スタート>

講師 加地伸行(かじ のぶゆき)先生 大阪大学名誉教授
内容

人気講座、加地伸行先生の論語講座 
2019年前期講座が、4月18日(木)からはじまります。

『論語』は、東北アジアにおける最高の古典である。
古典は、人々に智慧を与え、生きる力の源となっている。
我々にとって、人間とは何か、生きかたとは何か、ということは、大きな問題である。
その大きな重い問題において、その解決の方法や方向を示してくれるのが古典である。
『論語』を読もう。
『論語』増補版(講談社学術文庫)より

開講期間:2019年4月~2019年9月 毎月1回開講/全6回

漢字文化研究所連続講座シリーズ第5弾「若手研究者からの発信―漢字研究の新展開」

講師 2019年
 4月20日(土) 京都府立大学 文学部 講師 藤本灯
  5月18日(土) 学習院大学 東洋文化研究所 助教 鈴木舞
  6月15日(土) 漢検 漢字文化研究所 研究員 小林雄一
  7月27日(土) 甲南女子大学 文学部 講師 根来麻子
  8月10日(土) 九州女子大学 人間科学部 講師 山下真理
  9月14日(土) 漢検 漢字文化研究所 研究員 田中郁也


 
内容

各地の研究機関で漢字研究に従事する若い研究者たちが、いますぐれた業績を着実にあげています。今回の講座では、伝統的な学問体系をふまえつつ、情報化社会と学際的環境の中から発信される、新進気鋭研究者による成果に注目いたしました。

開講期間:2019年4月~9月 毎月1回開講/全6回

加地伸行先生の講座「儒教とは何か」<2018年10月スタート>

講師 加地伸行(かじ のぶゆき)先生 大阪大学名誉教授
内容

人気講座、加地伸行先生の講座 
2018年後期の講座が、10月18日(木)からはじまります。

儒教は宗教というより、単なる論理道徳として理解されがちだ。古い家族制度を支える封建的思想という暗いイメージもつきまとう。しかし、その本質は死と深く結びついた宗教であり、葬儀など日本人の生活の中に深く根を下ろしている。  本講座では、死という根本の問題から儒教を問い直し、その宗教性を指摘する。そして孔子以前に始まる歴史をたどりながら、現代との関わりを考える。  
『儒教とは何か』(中公新書)より

開講期間:2018年10月~2019年3月 毎月1回開講/全6回

漢字文化研究所連続講座シリーズ第4弾「明治150年と漢字」

講師 2018年
 10月13日(土)愛知大学 教授、荒川清秀
 11月24日(土)京都産業大学 教授 森 博達
 12月 1日(土)早稲田大学 教授 笹原 宏之
2019年
  1月19日(土)辞書編集者 円満字 二郎
  2月 9日(土)京都市学校歴史博物館 学芸員 和崎光太郎
  3月 9日(土)京都大学名誉教授 漢字文化研究所長 阿辻 哲次
内容

明治維新を機とする「文明開化」から現代にいたるまでの150年間に、日本はさまざまな領域で大いなる変化を経験したが、
言語と文字についても、それは例外ではなかった。今回は、この150年のあいだに起こった文字文化の変容について考える。

開講期間:2018年10月~2019年3月 毎月1回開講/全6回

加地伸行先生の「論語講座」<2018年4月スタート>

講師 加地伸行(かじ のぶゆき)先生 大阪大学名誉教授
内容

人気講座、加地伸行先生の論語講座 
2018年前期講座が、4月19日(木)からはじまります。

『論語』は、東北アジアにおける最高の古典である。
古典は、人々に智慧を与え、生きる力の源となっている。
古典には、いつの時代にも、まただれにとっても共通のことばが豊富に残されている。
すなわち、古典は常に現代と交響しているのである。
たまたま人間として生まれ、限られた人生の中で、
精一杯〈生きようとする〉われわれにとって、
人間とは何か、生きかたとは何か、ということは、大きな問題である。
その大きな重い問題において、その解決の方法や方向を示してくれるのが古典である。
『論語』を読もう。読んでみよう。読みこんでみよう。
『論語』増補版(講談社学術文庫)より

開講期間:2018年4月~2018年9月 毎月1回開講/全6回

漢字文化研究所連続講座シリーズ第3弾「中国と日本の字書と辞書」

講師 2018年
 4月14日(土)京都大学名誉教授、漢字文化研究所長 阿辻 哲次
 5月26日(土)富山大学 教授  森賀 一惠
 6月23日(土)京都大学 教授  木津 祐子
 7月28日(土)京都大学 教授  大槻  信
 8月25日(土)岐阜大学 教授  佐藤 貴裕
 9月 8日(土)辞書編集者   円満字 二郎
内容

先秦時代から中国で作られた種々の文献は、文化を発展させる大きな原動力として、中国と日本できわめて重要な働きをしてきました。この漢字で書かれた文献を読解し、活用していく過程では、文字と語彙の意味や用法を解釈した字書/辞書を使いこなすことが必須の能力として要求されました。この講座では、伝統的な漢字文献を理解し、それを活用する面で重要な作用をした日中の代表的な字典/辞典の歴史と意義について、それぞれの書物に関して権威である講師がわかりやすく解説いたします。

開講期間:2018年4月~2018年9月 毎月1回開講/全6回

加地伸行先生の「論語講座」<後期10月スタート>

講師 加地伸行(かじ のぶゆき)先生 大阪大学名誉教授
内容

人気講座、加地伸行先生の論語講座 
2017年後期講座が、10月22日(日)からはじまります。

『論語』は、東北アジアにおける最高の古典である。
古典は、人々に智慧を与え、生きる力の源となっている。
古典には、いつの時代にも、まただれにとっても共通のことばが豊富に残されている。
すなわち、古典は常に現代と交響しているのである。
たまたま人間として生まれ、限られた人生の中で、
精一杯〈生きようとする〉われわれにとって、
人間とは何か、生きかたとは何か、ということは、大きな問題である。
その大きな重い問題において、その解決の方法や方向を示してくれるのが古典である。
『論語』を読もう。読んでみよう。読みこんでみよう。
『論語』増補版(講談社学術文庫)より

開講期間:2017年10月~2017年3月 毎月1回開講/全6回

漢字文化研究所連続講座シリーズ第2弾「漢字との接触と受容-日本の中の漢字文化-」


講師 木田章義(きだ あきよし)先生  京都大学名誉教授
乾 善彦(いぬい よしひこ)先生 関西大学文学部教授
内容


「漢字との接触と受容-日本の中の漢字文化-」
 日本文化の中で、漢字・漢文はきわめて重要な働きをしてきました。漢字を理解する過程の中で、日本語の概念だけでなく、文化までも大きな飛躍を遂げました。漢字の理解から消化、そしてそれを応用することによって、どのように日本語・日本文化を発展させてきたのか、その具体的な歴史を明らかにします。

開講期間:2017年10月~2017年3月 毎月1回開講/全6回

加地伸行先生の「論語講座」

講師 加地伸行(かじ のぶゆき)先生 大阪大学名誉教授
内容

『論語』は、東北アジアにおける最高の古典である。
古典は、人々に智慧を与え、生きる力の源となっている。
古典には、いつの時代にも、まただれにとっても共通のことばが豊富に残されている。
すなわち、古典は常に現代と交響しているのである。
たまたま人間として生まれ、限られた人生の中で、
精一杯〈生きようとする〉われわれにとって、
人間とは何か、生きかたとは何か、ということは、大きな問題である。
その大きな重い問題において、その解決の方法や方向を示してくれるのが古典である。
『論語』を読もう。読んでみよう。読みこんでみよう。
『論語』増補版(講談社学術文庫)より

開講期間:2017年4月~9月 毎月1回開講/全6回

『漢検 漢字文化研究所 連続講座』~【漢字文化論】シリーズ第1弾~

講師 阿辻哲次 (あつじ てつじ)先生 京都大学名誉教授・漢字文化研究所所長
内容

だれが漢字をどのように使ってきたか
人間が何を使って、どのような素材の上に、どのような内容の文章を書いてきたか、
その歩みを中国と日本を舞台に解説し、漢字の未来はどうなのか、
受講者とともに考えてみたいと思います。

開講期間:2017年4月~9月 毎月1回開講/全6回